クリーニング、ホワイトニング、ブリーチング
歯の着色・歯を黄ばみ・歯の変色でお悩みの方へ
(歯のクリーニング・ホワイトニング・ブリーチング)
歯の色の問題には、3つのパターンがあります
- 歯の表面がよごれている
- 歯そのものが黄ばんでいる
- 歯が神経をとって変色している
それそれの対処法は
- 表面の着色はクリーニングで対応します。
- 歯の黄ばみはホワイトニング(歯の外側からの漂白)で対応します。
- 歯の変色にはブリーチング(歯の内側からの漂白)もしくはセラミック修復で対応します。
神経を取った歯の変色について
変色の原因と助長因子
歯の神経をとると、徐々に歯が黒ずんできます。歯の中には本来歯髄という組織があり、そこには神経、動脈、静脈が存在しております。それらがあることで、歯の結晶はみずみずしく保たれていますが、虫歯や外傷(ぶつける)から歯の神経をとると、結晶間に外部から細菌や有色有機質が入りこみ年月ともに黒く変色していきます。神経を除去した後の処置の仕方によってもその変色度合いは変わってきます。神経除去後の根管への封鎖があまく、外部との交通があれば変色はすすみやすいです。神経除去後、歯の補強のために根管に金属を入れている場合は、その金属が銀合金など金属イオンが流出しやすいものであればいずれその歯は真っ黒になってしまいます。
治療法
変色歯に対する対処法は2つあります。 1つは歯を漂白していくブリーチング法、もう一つは歯を削ってセラミッククラウンを装着する方法です。それぞれ適応があり、利点欠点があります。治療のポイントとして、神経をとると年月とともに歯の変色が起きると同時に結晶構造も脆弱になってきます。残存している歯質が薄い症例やその歯に大きな力がかかる場合は歯が折れたりしないような処置が必要です。
変色した歯をブリーチングで対応する方法
適応症例
1、残存している歯が十分厚みがあること
2、歯の色には問題あるが歯の形態には問題がない事
3、噛み合わせに問題がない事
【治療費】1本6万円(ブリーチング、ファイバーでの補強、レジン修復費用を含む)
三年後の状態。若干の後戻りはあるが色調は維持されている。
五年後の状態。若干の後戻りが進んでいる。
変色した歯をセラミック修復で対応した症例
1、前歯6本の神経をとって7年経過した変色した歯の状態
歯の形態の修正が必要であったのと、残存歯の厚みが薄く歯の強度も改善するためにめセラミッククラウンで対応した
2、6本の神経治療(感染根管処置)を行ったあと、ファイバーで歯を補強する。
3、オールセラミッククラウン(ジルコニア)で修復した状態
変色を隠すために色を隠す効果が高いジルコニアクラウンを選択
歯のクリーニングについて
前歯についた黒い着色。原因はお茶やコーヒーなどをよく飲むなどの外的因子と歯の表面性状がざらざらしている内的因子があります。 歯の表面の着色はクリーニングで容易に取れます。
歯の内側についた、タバコのヤニなどもクリーニングでこまかい歯の溝以外はきれいになります。
クリーニング処置の流れ
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- 初診
当院初めての患者様につきましては初診として,患者様の要望をお聞きします。口腔内検査・エックス線検査を行い、虫歯の問題、歯周病の問題などないかチェックします.。現状の問題と治療方法の説明を行います。(健康保健対応) 再初診の方はクリーニングでアポイントをおとりください。 - クリーニング
歯の着色はもちろん、歯周病の原因である歯石まで除去していきます。(健康保健対応) 歯の汚れの付き具合で治療回数がきまります。通常は30分を2回くらいです。 - 定期的メンテナンスクリーニング(3~12ヶ月)
クリーニング後も定期的なクリーニングを希望される方は、メンテナンスクリーニング登録後、はがき、もしくは電話でこちらから連絡を差し上げ優先してアポイントを確保するように対応しております。(健康保健対応)
- 初診
歯のホワイトニングについて
ホワイトニングとは歯の表面を過酸化尿素(もしくは過酸化水素)によって化学的に脱色する方法です。過酸化水素が酸化する際に酸素が発生して着色物質と結合し分解させます。歯の色を本来の白さにします。
ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングがあります。
オフィスホワイトニングとは、特殊なライトによって化学反応を活性化させるので、その場で効果が現れ効率的です。
費用は1回90分 20,000円です。回数は通常3回くらいかかります。
ホームホワイトニングとは、マウスピースと薬剤を用いて自宅にてホワイトニングを行う方法です。ご自身で行えるので空いた時間などを利用してホワイトニングできますが、薬剤がマイルドなので時間がかかります。時間は通常1日30分2週間程度です。費用はマウスピースと2週間分の薬剤のセットで60,000円です。
当院では時間的、費用的に効率がいいオフィスホワイトニングを推奨しております。
症例1
歯列全体に黄ばみが強い症例。黄ばみが強い症例はホワイトニングの効果は大きいです。
オフィスホワイトニングを1回1時間×3回行った症例。 ホワイトニング前には歯のクリーニングを行って、歯の表面をきれいにしておく必要が有ります。
症例2
右上の前歯をセラミッククラウンにてやり直した症例。
セラミッククラウンは他の歯の色に合わせるため、他の歯をホワトニング3回行ってからセラミック修復を行った。
症例3
歯列の中で歯の色が異なる症例。
黄ばみの強い歯だけを多めにホワイトニングを行うことで、歯全体を統一した白さに回復。
回数は1時間を3回。
症例4
歯列全体をホワイトニングを行った症例。
回数は1時間を2回。
ホワイトニングの効果は個人個人で差があります。自分で満足した白さが得られた時点がホワイトニングのゴールです。
ホワイトニングが適さない患者様
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- 虫歯がある方
ホワイトニング薬剤は虫歯を脱灰させます。初期のカリエスがあり経過観察している歯にはホワイトニングは行いません。 - 歯の被せ物や広範囲のつめ物がある方
セラミックの被せ物やレジンなどのつめ物にはホワイトニングは効果がありません。 - ヘビースモーカーの方
タバコを多く吸われる方はホワイトニングの効果は持続しません。
- 虫歯がある方
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ホワイトニング後の注意点
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- 処置後2~3日は知覚過敏が生じることがありますが一時的なものなので安心してください。
- 処置後48時間は色の濃い食べ物、飲み物(コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなど)は控えてください。
- タバコの喫煙は控えてください。
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ホワイトニングの流れ
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- 初診(30分)
当院初めての患者様につきましては初診として,患者様の要望をお聞きします。口腔内検査・エックス線検査を行い、虫歯の問題、歯周病の問題などないかチェックします.。現状の問題と治療方法の説明を行います。(健康保健対応、負担金3000円弱))
再初診の方はクリーニングでアポイントをおとりください。
- 初診(30分)
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- クリーニング
歯の着色はもちろん、歯周病の原因である歯石まで除去していきます。(健康保健対応)
表面に着色や汚れがついているとホワイトニングは効果がでません。必要に応じて表面の汚れを除去します。
お口の清掃状態が良くない方は複数回かかる場合もあります。
- クリーニング
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- ホワイトニング
1回90分(何本でも可能)を1単位で行っていきます。通常3回程度で満足する白さになります。 (1回90分20,000円)
- ホワイトニング
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- メンテナンスクリーニング・メンテナンスホワイトニング
ホワイトニングの白さを保つために、定期的なクリーニングをお勧めします。(健康保健対応)
ホワイトニング後、後戻りが気になれば再びホワイトニングを行います。
- メンテナンスクリーニング・メンテナンスホワイトニング
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