治療のご予約・お問い合わせ
03-3231-5567 電話受付時間
平日 9:50~19:30 /土曜 8:50~16:00 /日曜・祝日・木曜(不定期)休診
メールでのご相談
お問い合わせフォーム まずは、どんな治療を受けたいのか、どんな事を悩まれているのかというご相談はこちらのフォームからお気軽にご相談ください。
9月 2018
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
Loading
10月 2018
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
Loading

空きあり

満席

歯が割れる、歯根にひび、 歯根破折された方へ

エド日本橋歯科 > 治療 > お悩み別治療 > その他の悩み > 歯が割れる、歯根にひび、 歯根破折された方へ

歯が割れる、歯根にひび、歯根破折の原因とその保存について

歯根破折で抜歯となった歯の状態

歯根破折で抜歯となった歯の状態



歯の破折状況をマイクロスコープで確認した写真

歯が割れている状況をマイクロスコープで確認した写真

 

歯が割れる、歯根破折が起きると

神経がある歯が割れると、初期症状として歯がしみたり、噛むと痛かったり、症状がすすむと何もしなくてもズキズキ痛んだり(いわゆる、虫歯などの神経炎症状態の痛み)します。

神経がない歯であれば、破折部から細菌が入り込み、歯肉が腫れたり、膿がでたりします。歯が割れる事はある日突然起きる事が多く、確立した治療法もなく、非常に厄介な症状です。

歯を失う原因の割合は歯周病が42%、むし歯32%、その他13%、歯根破折11%、矯正1%という報告があります。つまり、歯周病、虫歯、のリスクがない方、歯は健康でなんでも噛める方にとっては歯根破折が一番のリスクとなります。

 

歯が割れる、歯根破折の原因は、

    1. 歯根の強度低下:神経をとって長期に経過している脆弱な歯、残存歯質が少ない歯
    2. 過度な力:歯ぎしり、くいしばり、ブリッジや入れ歯の支えとなっている、転倒なので外傷、硬いものを噛む
    3. 不良な修復物:応力を集中させるような形態のコア(土台)や詰め物、硬すぎる金属の使用。
    4. 緊密なかみ合わせ:奥歯のかみ合わせが良く、上下で緊密にかみ合っている。
    5. 歯根と骨の癒着(ゆちゃく):歯の神経をとって長らく経過している歯に起こりやすい症状です。

 

歯が割れる、歯根破折の治療は、

治療は、まず破折がどこで起きているのかを確認します。クラウンなどが被さっていればそれをはずしますし、歯根破折の状況を確認しますし、大きく歯肉が腫れていれば歯肉に麻酔を行って歯肉を切り開き、膿をだし、その場で破折状況を確認します。神経がない歯に破折が起こると、感染根管と似た症状がでるのでその際は見極めが大切です。

歯根破折は理論的に感染源を除去して、再感染しないように歯科材料で破折部を接着などで密閉できれば治ります。しかしながら現在の歯科医療で歯根破折に対して、完全に感染源を除去をし、完全に破折部を接着して閉鎖し、破折を治療する確立した方法はありません。多くの場合は破折した歯を抜歯をして、欠損治療を行う事になります。

そんな中、歯根破折した歯を保存できないかという試みは昔からあります。歯根破折した部分を接着していく方法です。今までは、割れた歯に対して接着していく方法は予知性がない(何年もつかわからない)治療であり、これをすればすべての歯が治せるという確立した治療法ではありませんでした。

しかし、歯根破折した部分を接着する事で、何年も使えている歯もあるのも事実です。今では条件がそろえば長期保存も可能と考えます。それ以外の選択枝が抜歯しかない事を考えると接着保存治療がうまくいくのであれば価値の高い治療法です。

また、歯根破折を引き起こさないようなマネージメントも大切です。普段からできる事は、日中のくいしばりがあればやめる。硬い物を噛むことは控える。ガムを良く噛む方はそれも控える。歯は毎日使うものなので、過度な力がかかれば必ずいつかは壊れます。過度な力がかからないように注意が必要です。治療としてできる事は、、脆弱な歯には(ブリッジする、部分入れ歯をかけるなど)過大な力をかけない。夜間に歯軋り、くいしばりなどのある方はマウスピースなどを装着し一本の歯に応力がかからないようにする。

 

当院における、歯が割れる、歯根破折への治療

2007年にマイクロスコープ導入後、歯根破折歯の保存を試みてきました。以前は破折した歯は抜歯せざる得なかったですが、マイクロスコープ(歯科顕微鏡)、CT、超音波切削器具、や接着技術などの先端医療機器・技術発達から歯科治療が変化してきた事で、現在は歯根破折した歯でも状態によっては感染源の除去と接着処置ができ、保存できる歯もあると考えています。

多くの「歯が割れる、歯根破折」した歯を治療してきて、接着保存できなかった症例、接着保存治療したが数年しか持たなかった症例、長期保存できている症例を経験してきました。それらの経験から長期保存での共通項を分析し、保存の確立が高い症例、保存の可能性が低い症例、もしくは保存できたとしても長い予後が望めない症例を治療前にある程度見極める事ができるようになりました。 今では、接着保存治療が成功する可能性が高い症例においては保存を勧めております。成功する可能性が低い症例や見極めが難しい症例におては患者様と相談して治療を勧めています。

今まで神経があった歯が割れた症例や、審美性に関わる前歯部の歯根破折症例、は是非ご相談下さい。

保存の可能性は、破折の位置、長さ、大きさ、残存歯質の状態、感染の有無、対合する歯の状態、隣在する歯の状態、かみ合わせ、など様々な要因が関係するので、治療の相談はメールなどの間接的なものでなく、初診で来院されて、直接状態を診て(必要に応じてCT撮影)から治療相談する事をお勧めします。

残念ながら保存が難しく欠損治療を考える際は、どういった治療法がいいのかのご相談をさせて頂いております。治療法は多種多様(ブリッジ、入れ歯、インプラント、歯牙移植、歯科矯正、接着ブリッジ、など)に対応しています。どの治療法がベストかは個人により異なります。一人で悩まずに歯科治療のプロにご相談ください。

 

「歯が割れる、歯根破折」への3つの保存治療

①口腔内接着法 ②意図的抜歯による口腔外接着法 ③歯周外科処置によるクラウンレングスニング 

保存症例1(①口腔内の接着法で対処した症例)

天然歯の奥歯の破折に対して、根管治療を行い、接着処置をして歯を保存した症例

治療1
奥から2番目の歯が、「噛むと痛む、しみる、何もしなくてもズキズキする」という主訴で来院。痛みのある歯をエックス線で確認したが、むし歯など異常な所見は見つからなかったので経過を観察した。

治療2

治療2
2週間後痛みは鈍くなるが、神経の反応は消失していた。もともとあった詰め物を除去すると、破折線を確認する。

治療3

治療3
神経は壊死しており、根管は感染していた。感染源を除去し、感染根管治療をおこなう。

治療4

治療4
感染根管治療後のエックス線写真。この時点で痛み腫れなどの症状はなくなる。

治療5
治療5

治療5
感染根管治療後破折部の感染を除去して、歯科用接着剤を破折部に流す。

治療6

治療6
接着処置が終了した状態。。

治療7

治療7
接着処置後ファイバーとレジン樹脂にて歯の補強処置を行い、仮歯で2か月経過観察行った。

治療8

治療8
症状がないのを確認してセラミッククラウンをセットした状態。

保存症例2(口腔内接着法で対処した症例)

天然歯の奥歯の破折に対して、根管治療を行い、接着処置をして歯を保存した症例

術前

術前
神経のある奥歯が破折、ズキズキ痛みがあった。他院で破折のため抜歯と言われたが、残せないのか相談したく来院。

術前

治療中1
痛みを取るために抜髄処置を行い、破折部の状態を確認した。 破折した歯はしっかりとしていて、接着治療をして保存を試みるべき状態であった。

治療中1
治療中1

治療中2
治療2マイクロスコープと超音波チップを用いて、破折部の感染の除去を行い、接着処置を行った。その後、ファイバーとレジンで土台をいれて仮歯を装着。

治療中3
破折歯の歯肉に炎症がなくなり、自覚症状もなくなる。仮歯を装着して、実際噛めるのかを1カ月様子をみる。

治療中5

治療中4
最終クラウンをセットした状態。

保存症例3(意図的に抜歯をして、口腔外接着法+再植で対処した症例症例)

天然歯の奥歯の破折に対して、根管治療を行った後に、意図的に抜歯して、お口の外で接着処置をして再植して、歯を保存した症例

治療前

治療前
上顎臼歯が完全に破折している。
歯肉の炎症もひどく、痛みもあって来院

治療中1

治療中1
CT撮影後、歯根携帯を確認し、通常の接着治療では接着ができないと判断し、意図的抜歯、接着、再植をする計画を提案。

治療中2

治療中2
お口の外に歯を取り出す事で確実に接着処置を行う事ができる。

治療中3

治療中3
一度抜歯した歯を再度植立し、縫合で固定する。
歯が安定した後にファイバーとレジン樹脂で土台を入れ、仮歯を入れて咬めるかを確認する。

治療中4

治療中4
仮歯を入れて咬めるかを確認を十分取りその後、セラミッククラウンを装着。

保存症例4(歯周外科処置によるクラウンレングスニング法で対処した症例)

天然歯の奥歯が割れたものに対して、 根管治療を行って、歯周外科(クラウンレングス)処置後、クラウン修復して歯を保存した症例

治療前

治療前
左上の奥から2番目の歯が、「噛むと痛む、しみる、何もしなくてもズキズキする」という主訴で来院。患者は噛む力が強く、普段から硬いものを頻繁に噛むことがあるという。痛みのある歯以外の奥歯はあっちこっちで欠けている。

治療前

拡大しよく観察すると歯が一部欠けていて、大きなひびがはいっていた。

治療中

治療中
神経の炎症があったために、神経をとり根管治療を行う。同時に破折した大きさ深さを確認

治療中

幸い破折線は歯根部深くには達してなかった。歯周外科を行って歯を保存していく事とした。

歯周外科処置

歯周外科処置を行って、歯肉を開き骨削合をして健全な歯質を掘りおこす。

補強

歯周外科後3ヶ月の状態・歯肉は治癒をし、レジン樹脂で土台で歯を補強する。

治療後

治療後
メタルクラウンを装着した状態。

歯根破折に対して、保存治療についての3つのポイント

1、的確な診断を行う
どこでどのよな事が起きているかを把握するのが大切です。それによって、治療方法、治療手順がかわります。
他院で「この歯は割れているので抜歯です」と言われた方が多く来院されていますが、、的確な診断がされてない場合が多々あります。痛みや腫れの原因が歯根破折とは別の問題(感染根管処置の不備など)で起きている場合もあり、その問題が解決できればその歯は救えます。歯根破折の症状は感染根管と似ていて本当の原因をわかりにくくさせる要因になります。安易な抜歯の判断は禁物です。

2、治療の成功率、再発のリスクを理解する
破折したばかりで感染が少ない歯は、接着がしっかり行えるので保存できる率が高いです。逆に、破折してから何カ月も経って接着面の感染が広がっていると、確実な接着が行いにくく成功率は下がり、再発のリスクも上がります。保存治療は自費治療なので、保存を試みる場合は事前にその事を理解しておく必要があります。

3、治療の価値を考える
破折した歯の治療は一度うまくいっても、再度再発するリスクがあります。それゆえ、その治療の価値を考えてほしいです。  保存治療の成功率が低く、再発の危険が高くても、その歯が抜歯となると次のいい治療法がない場合、もし保存処置が成功して少しでも長くその歯が使えるのであれば価値の高い治療になります。

 歯根破折に対する、保存治療の当院の治療費
(※破折治療はすべて自費対応となります)

・破折接着治療の場合 
前歯:7万円 小臼歯:9万円 大臼歯:12万円
意図的抜歯を必要とする場合:+3万円

治療費には、接着治療代、根管治療代、治療後のCT診断代、ファイバーコア代、仮歯代 のすべてが含まれます。


※上記の治療費以外にクラウン代が別途かかります。
臼歯:8万円(オールセラミッククラウン)

前歯:オールセラミッククラウン11万円  ジルコニアセラミックス15万円

 

 

 

 

 

破折した歯に対しての抜歯治療

歯根破折の歯に対して抜歯を行う際のポイント

1、抜歯を行う前に次の治療を選択する
抜歯後その部分をどのようのするのか、ブリッジするのか、入れ歯にするのか、インプラントにするのか、何もしないのか、という事を抜歯前にある程度決めておくべきでしょう。少なくてもインプラントを考えているのであれば、むやみに抜歯すると骨がなくなり、その後のインプラント治療が苦労する事があります。また、審美的にかかわる前歯付近も気を付けなければなりません。むやみに抜歯を行えば骨がなくなり、大きく審美性が損なわれる事があります。

2、抜歯と決まった時は早めに行う
歯根破折して保存治療がうまくいかない歯は腫れや膿ががあります。その状態を長く放置すればするほど、そこの骨は喪失してしまい次の治療に影響がでます。抜歯と決まったら早めに抜歯をおこない、感染源を取り除きましょう。

3、抜歯した部分の骨を保存する
歯を抜歯すると、そこのあった骨は吸収しもともとよりも骨が薄く少なくなります。現在の歯科医療では抜歯した部分の骨を保存しようとする術式(ソケットプリザベーション・テクニック)があります。将来の歯科治療を考えると抜歯した部分の骨を保存することはとても有効な事です。 (また、すでに抜歯されていて骨が吸収してしまった症例に対しては、そこに骨を再生させる術式・GBRテクニックを考えます)


抜歯症例1

神経を取ってある歯の歯根破折に対して、保存療法では対応できず、抜歯を行ってブリッジにて治療を行った症例

治療前

治療前
患者は「奥歯の歯肉が腫れてきた」と来院。歯肉をみるとプチプチと腫れて膿がでている。エックス線をとると、この歯は神経が膿がある部位には黒い影が確認でき骨の吸収が疑われる。神経がとられているが、不完全な根管治療がなされている。原因は神経のあった根管の感染か歯根破折が疑われた。

治療中

治療中
金属のつめ物を外し、歯の内側の状態を確認すると、大きな破折線が確認できた。根管内も感染がひろがっていた。感染した根管に根管治療をおこない、破折線には接着剤を流した。

治療中

歯の補強を行い、仮歯を装着して予後を観察した。しかし、歯肉からの膿みはとまらず、強く噛めないという症状は消えなかった。患者に抜歯治療を説明し、同意をえた。

歯の補強

抜歯した歯を観察すると、破折部まで感染が広がっていた。破折部への感染が広がっていると接着材は作用しない。

治療後
治療後

治療後
抜歯を行って3ヶ月の治癒をまち、抜歯した両となりの歯を削りメタルブリッジ(保険治療)を装着した。抜歯した部分の骨は抜歯前よりも細くなっている。


抜歯症例2

抜歯後の骨吸収をおこさせないために、抜歯窩保存術(ソケットプリザベーション)を行いインプラント治療を行った症例

術前
歯根破折が起こり歯肉は腫れる。
クラウンを除去後破折部を確認。保存処置が不可能で抜歯とその後の治療法を提案。

抜歯時

抜歯時
患者は抜歯後インプラント治療を希望。抜歯後の骨の吸収を最小限にするためにソケットプリザベーション・テクニックを行う。

人工骨

抜歯を行い、膿などの不良な組織を排除する。その後すぐに人工骨を補填する。

人工歯を隣の歯に接着

その上に人工歯を隣の歯に接着させる。この状態で4か月治癒を待つ。

抜歯部位が治癒

抜歯部位が治癒した状態。抜歯した部位の骨はほとんど吸収することなく維持できた。

インプラント

その後骨の治りをCTで確認して、インプラントを埋入した。

ネジでとめる

インプラント体に土台(アバットメント)をネジでとめる。

術後

術後
インプラントの土台(アバットメント)にセラミッククラウンを装着した状態。ソケットソケットプリザベーション・テクニックを行う事で天然歯のようなインプラント治療が行えた。


抜歯症例3

ブリッジをかけている歯の歯根が割れて歯肉が腫れてきたものに対して、歯を抜歯、同時にインプラント埋入と骨造成を行い、インプラント修復にて対処した症例

治療前

治療前
患者は「そんなに痛くないが噛むと違和感がある、歯肉からプチプチ腫れている」と来院。 エックス線にて、完全な歯根破折が確認できた。

治療中

治療中
歯根の保存ができるのか、確認のためにブリッジを撤去。歯根を確認すると、歯は大きく完全に割れていて、感染が歯根全体に広がっていた。保存療法は不可能と診断して、抜歯後の治療方法を説明し、インプラントにて欠損部を修復する事となった。

歯肉を開いた状態

治療中
歯肉を開いた状態。感染した破折した歯根の周りの骨が広範囲で吸収をおこしていた。

骨の吸収を最小限におさえる

骨の吸収を最小限におさえ、患者の負担を少なくするために、抜歯と同時にインプラントの埋入をおこなった。事前にインプラントの計画を立てることで無駄のない治療が行える。

人工骨にて骨造成

吸収した骨を補うために人工骨にて骨造成を同時におこなった。

インプラント

もともとブリッジで補っていた欠損部と今回破折した部に2本のインプラントを埋入した。

治療後

治療後
インプラントにセラミッククラウンを装着した状態。


抜歯症例4

歯根破折症例に対して、破折歯を抜歯し、親知らず(智歯)の移植での対処した症例

左下の奥から2番目の歯が歯根破折を起こす。 破折線が複数あり、感染源の除去が困難である事が予想され、左下1番奥の親知らずを手前に移植する計画とした。

抜歯された、破折歯

抜歯された、破折歯。複数本の破折線が確認できた。

移植歯を縫合で固定

抜歯と同時に親知らずの移植を行った。移植歯を縫合で固定する。

エックス線写真

移植直後のエックス線写真

移植後3週間

移植後、3週間程度から根管治療を行いう。根管治療と土台を入れた、移植後2カ月後のエックス線写真。

移植後4カ月

移植後3カ月で仮歯をいれて、移植後4カ月の状態。

セラミッククラウンを装着

最終のセラミッククラウンを装着。

移植後5か月後の状態

移植後5か月後の状態。

歯根破折をした炎症のある歯を放置すると・・・

歯根破折を起こし細菌感染が起きると、炎症が引き起こされて歯を支えている骨の吸収が始まります。そのため、歯根破折して炎症のある状態を長期に放置すると大きく骨が吸収してしまいます。大きな骨吸収は抜歯後の処置(ブリッジ、インプラント、入れ歯)に悪影響を与えます。歯根破折して保存不可と診断した歯につきましては、速やかに抜歯する事が骨の保存と抜歯後の処置の成功につながります。
歯根破折した歯につきましては、早めの診断、早めの処置、そして残念ながら保存不可となったら早めの抜歯をお勧めします。

症例1

症例1
歯根破折した歯を長期に放置していた。
時々腫れる事もあったが、大きな痛みはなかった。

抜歯

保存不可を診断をして抜歯。骨はこの時点で大きく吸収を起こしていて、感染が顎骨内部まで広がり、抜歯窩保存術の適応ではなかった。

抜歯後1か月後

抜歯後1か月後の状態、骨は失い顎骨は陥没している。この状態までいくとブリッジやインプラントなどの欠損修復は難しい、骨を造成させるのも至難の業である。もっと早く抜歯していれば、このような事にはならなかった。

症例2

症例2
上顎前歯の歯根破折歯を長期に放置した症例。
破折部の骨と歯肉が喪失してしまっている。ここまで状態が悪いと複雑な処置をしないと審美性の回復は難しい。

→参考ページ 前歯がかける(欠ける)、前歯が折れた、前歯をぶつけた方へ

 

PAGETOP